TIG 溶接機 100V 200V AC/DC TIG220PX フルデジタル制御 相乗パルス 正弦波切替のハイエンドモデル ステンレス チタン アルミ TIG250PX

☆Ｉ−ＰＡＲＴＳ製のフルデジタル制御インバーター＆フルデジタルコントロールユニット搭載のハイエンドハイパフォーマンスモデルのTIG溶接機 TIG220PX AC/DCの程度良好品です。

☆購入してからは自宅の作業部屋で小物類の溶接メインでしようしており本体以外の付属品はトーチや消耗品も含めて未使用です。

☆トーチ類は使い慣れたものを使用していたので当方では使うことなく購入時のままの
☆この機種は当方が以前所有していた日立のフルデジタルTIG溶接機に酷似しており、機能面でもほほ一緒のため購入に至りました。

☆この機種の特徴として、本来はハイエンドモデルにしか搭載されていない機能が満載されており、初期アークの発火性と安定感を決めるホットストライキング機能、溶接中のタングステン接地による飛び散りやノズルの汚染を防ぐストライキング電流調整、交流パルスでは直流と交流の複合である相乗パルス機能、交流溶接時の溶け込み深さの調整と突き合わせや隅肉、角溶接時に交流パルスや電流調整だけではコントロールが難しい箇所を容易にする交流波形(スクエア、サークル、トライアングル)機能がついてます。

☆見た目はジョグダイヤル1個だけのチープな機種のようですが、アナログボリュームが沢山ついたアナログ機とは全く違います。

☆フルデジタルインバーターだからといってデジタルコントロール機種であるかは、付いてる機能とコントロールユニットで判断できると思います。

☆実際に使用した感想としては以前所有してた日立のフルデジタルTIG機と比べて調整範囲が違う(３相200V機種だったので)くらいで性能に関しては国産のウン十万円モデルとほとんど変わらないと思います。

☆せっかくの優れた機能が満載なのに設定方法や機能の使い方自体がよく分からないという方のために、ステンのパルスを用いた設定やアルミのパルス無し、パルスを用いた突き合わせ、隅肉、角溶接に適した設定をメモリに保存してありますので、、アルミ溶接は難しいからとハイスペックモデルの購入を躊躇っていた方に必見のアイテムだと思います。

☆気になる電源ですが、当方100Vに２０アンベアブレーカーを介してトランスミッションのハウジングの肉盛りもしましたが、パルスなし１８５アンペアでもブレーカーは落ちませんでした。100V入力での定格は３３．８アンペアで購入前まではどうせ安価なコピー品レベルとバカにしてましたが、上記の使用環境でも質の良い出力と安定した電流や波形コンロール可能な溶接ができました。デジタルコントロールならではの多彩な機能がしっかりと生かさせれておりこの製品に関して高価な機種に見劣りしないスペックとパフォーマンスを発揮してくれました。

☆バイクのフレームやマフラー、アルミのコレクタータンクやキャッチタンク、シリンダーヘッドの燃焼室の肉盛りやインタークーラー、ラジエーター、パイピング、アルミホイール等にもガンガン使えるマシンだと思います。

☆アタリハズレの多い製品のようですが壊れる気配すら感じませんし手放すのは惜しいのですが、別モデルも試したく購入したため苦渋の決断での売却です。ちなみにこの機種の後継機種が出たみたいで２５０アンペアまで出力か上がってますが200V使用時のみで100Vの上限は220アンベアです。インバーターや空冷トーチの限界から考えても250アンペアの必要性はないように感じるのですが……出張修理や当方みたいに100Vで使いたい方にはこのモデルでも裏切られることは無いと思います。

☆購入当初にこの機種の癖を探るために下手ではありますがステンとアルミの薄板を同じ電流で付加機能の調整だけでガス流量も全て６リッターでテストしたときの画像を載せておきます。

☆同時にアルミの薄板等にも重宝するこの機種専用のフットコントローラーも出品しています。