うぶだし☆時代拵え一作物☆鍋島藩お抱え刀工☆太刀銘 肥前國忠吉（三代)☆反り深く刃紋と小糠肌が見応えな70.6センチ

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入札価格で遊ばれる方(例えばゾロ目とか入札されると123456等)が増えています。評価があってもそのような行為がありましたら即入札を取り消してブラックリストに登録します事をご了承願います。
刀剣の価値を損なう刃切れ、鍛え割れ、ふくれ、しなえ等がありましたら必ず明記します。
刀身の真偽については現在の保存刀剣審査などが付随していないものは保証出来るものではありません。
登録証は確認済みです。うぶ出しですので、刀袋が痛んでいますので新調されて下さい。
拵えの頭と縁は一作物の貝図柄、目貫は羊図柄、鍔は鉄地丸形山水図柄(漆塗り剥離あり)。
鞘はアタリの少ない黒野呂仕立て、小尻に真鍮巻き網代仕立て。
切り銘から忠吉三代と見ていますが、あくまでも私の所見ですのでご容赦願います。
忠吉一門は江戸初期から後期まで伝統を引き継ぎ、長きに渡り鍋島藩の抱え工として栄えています。
陸奥守忠吉は、近江大掾忠広の嫡子で、忠吉三代目を継いだ刀匠です。
父忠広は生涯において忠吉を名乗ることが出来ませんでしたが、三代忠吉が襲名したのは、
土佐守忠吉」が亡くなった後、土佐守家が本家に忠吉の銘を返上したことがその理由です。
1660年に陸奥大掾を受領し、翌1661年陸奥守に転じ、そして1686年父忠広より先立って50歳で亡くなっています。
三代忠吉の作品があまり多くない理由は、作刀期間が比較的短かっただけでなく、父の代作を任されていたことにもあると推測されます。
三代忠吉の作風は、父よりも祖父である初代忠吉によく似ていて、直刃を最も得意としており、
小杢目鍛えの地肌は、初代、二代に比べてさらに強く、地景がよく入っており良質な肌合いを示します。
本来片手打ちの刀身が多くあります。肥前刀は数多く重要刀剣に指定されるほど出来が良いとされています。
是非お手持ちの一振りに加えて下さい。

※発送は佐川急便着払いでお願いします。

【種 別】 刀 登録 熊本県 57624号 令和3年12月17日交付。
【刃 長】 70.6cm 【反 り】 2.0cm
【目釘穴】 1個
【元 幅】 31.6mm 【元 重】 7.6mm
【先 幅】 21.5mm 【先 重】 5.1mm
【銘 文】 (表) 無銘 (裏) 肥前國忠吉。
【ハバキ】 赤銅ハバキ。
【拵 え】 約 全長： 102.0cm、 柄長約： 27.0cm

重さ：鞘を払って約1080グラム。
刀身のみの重量約800グラムです。
私の分かる範囲で誠意を持ってお答えさせて頂きます。

【体 配】 鎬造り、庵棟、身幅厚く、重ね共に厚い。
【地 肌】 小板目肌が精緻によく詰み、地沸微塵に厚くついて地景細やかに入る。
【刃 紋】 直刃刃紋、葉交じりに匂口締まり刃明るく冴える。
【鋩 子】 小丸に返る。
【中 茎】 うぶ。(約19.0センチ)(目釘穴位置 刃区より約5.5センチ)

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